
ブナ林は日本の冷温帯を代表する森林です。大阪府貝塚市・岸和田市と和歌山県との府県境付近にある「和泉葛城山ブナ林(いずみかつらぎさんぶなりん)」は、太平洋側の、しかも標高800メートル前後の比較的高度の低い位置に分布しており、ブナ分布の南限圏に近い場所でこのような純林が存続することに大きな価値があるとして、1923(大正12)年に国の天然記念物に指定されました。しかし、その後、周囲の伐採、林道の開設、ハイキング道の拡張、キャンプ場の利用など、ブナ林をとりまく環境が大きく変化したことにより、大木の枯死が増加する一方で種子の結実が少なく若木が育たないなど、衰退が進んでいました。
(実物はA2サイズ両面印刷を10分の1に折り込んだポケットサイズ)


















