公益財団法人大阪みどりのトラスト協会は、1989(平成元)年11月に、大阪府や府内の市町村からの出捐、企業や個人の寄付金により設立された法人です。
「みどりの未来をわたしたちの手で」を合言葉に、皆さま方の参画や協働により、自然環境・生物多様性の保全、みどり豊かで快適な環境(=みどりの未来)づくりに取り組んできました。
自然豊かな環境は、空気や水、衣食住に関わる生物資源、環境保全、美しい景観などたくさんの恩恵を私たちに与えてくれています。自然や生物の多様性がなければ、私たちは生きていくことができません。
私たちは、今後も皆さま方とともに、大阪にあるかけがえのない自然やみどりを守り育て、次の世代に引き継いでまいります。
※1 大阪府補助事業の実施。(大阪府自然環境保全活動推進事業費補助金)
※2 緑の募金による森林整備等の推進に関する法律に基づく指定。
※3 緑の募金は、公益社団法人国土緑化推進機構・各都道府県緑化推進委員会が主体となり行う。
大阪みどりのトラスト協会は、平成元(1989)年に発足し、以来30余年、皆さま方のご支援とご協力に支えられて、大阪府域に残された貴重な野生動植物の生息環境や身近な緑の保全・育成などに取り組んでまいりました。
当協会が発足した平成初期は、戦後の高度経済成長が一段落し、ふと気がつくと身近な自然環境が大きく変わり始めた頃でした。私たちの生活が便利で豊かになる一方で、都心や郊外の緑は減少し、多様な野生生物の生息する自然環境は次第に遠ざかっていきました。
当協会は、平成4(1992)には宝石のような翅をもつ可憐なミドリシジミ類がすむ「三草山ゼフィルスの森」、続いて平成5(1993)年からはブナ南限域の「和泉葛城山ブナ林」、平成9(1997)年からはサギソウやモウセンゴケなどが自生する「地黄湿地」など、大阪府域に残された貴重な野生生物の生息する自然環境の保全事業を開始しました。また、他団体と連携して府内各地の里山の自然環境の保全を進めるほか、「緑の募金」による学校や市街地の緑化推進事業、緑の担い手の育成などの活動も行ってきました。
しかし、その後も都心ばかりでなく、郊外の里山をはじめとする自然環境の減少・変化は進み、『生物多様性国家戦略』では里地里山への働きかけの縮小が日本の生物多様性の危機要因のひとつに位置づけられるようになりました。大阪府域の生物多様性も、残念ながら減少し続けていると言わざるを得ません。
当協会は微力ではありますが、今後も大阪府域の野生生物の生息地や緑の保全と育成に力を尽くしてまいります。今後も変わらぬ皆さま方の応援をお願いします。
大阪みどりのトラスト協会
会長 石井 実
法人名称 | 公益財団法人大阪みどりのトラスト協会 |
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所在地 | 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟 11F西 TEL:06-6614-6688 / FAX:06-6614-6689 |
事業内容 |
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会長 | 石井 実 |
役員数 | 理事6名(常勤1名、非常勤5名) 監事2名 評議員5名 |
職員数 | 事務局6名 |
設立 | 1989(平成元)年11月1日 公益財団法人移行年月日:2012(平成24)年4月1日 |
基本財産 | 263,798,418円(2020.3現在) 《内訳》 民間団体・企業、府民寄付 51.4% 大阪府出捐 44.2% 大阪府内44市町村出捐 4.4% |
各種資料 | ・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会定款(PDF) ・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会役員・評議員名簿(PDF) ・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会役員の報酬等に関する規程(PDF) ・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会役員報酬等の支給額について(PDF) ・個人情報保護に関する指針(PDF) |
中期経営計画 | ・中期経営計画 2023(令和5)年度~2025(令和7)年度 (PDF) ・中期経営計画 2022(令和2)年度~2022(令和4)年度 (PDF) |
事業報告・計画 | ・2023(令和5)年度 事業計画 ・2022(令和4)年度 事業計画 ・2021(令和3)年度 事業報告 (財務諸表・過去の資料はこちら) |
Osaka Metro ニュートラム「トレードセンター前」下車直結
高速道ご利用
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