
10月21日(水)・22日(木)の2日間にわたり、『ネイチャーポジティブを「知る・測る・実践する」〜能勢で学ぶ企業と地域との関わり方〜』を開催しました。
【1日目】セミナー&ワークショップ
1日目は、梅田スカイビル会場とオンラインのハイブリッド形式でスタート。セミナーでは、世界の潮流から現場での実践まで、3つの視点から講演が行われました。
(公財)日本自然保護協会(以下、NACS-J)の道家さんからは、なんと生物多様性COP17開催中のアルメニアからのオンライン接続で、国際的な最新動向の共有がありました。続いてNACS-Jの高川さんより企業の取り組みの重要性と定量的評価について、当協会の飯野からは能勢町の自然環境の課題と具体的な実践例についてお話ししました。
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後半のワークショップでは、現地参加の皆さまが自社の強みを活かした自然環境への貢献アイデアを出し合い、グループディスカッションを展開し、グループ代表による発表を行いました。
その後の懇親会では、参加者同士の活発な情報交換が行われ、新たなネットワークづくりの貴重な場となりました。

【2日目】能勢での取り組みを知る現地学習会
2日目は能勢町へ移動し、2つのフィールドを訪問しました。能勢の暮らしに息づく自然と人との関わりや能勢の里山で活動する「人」を知っていただけるよう、プロジェクトメンバーも多数ご一緒しました。
「地黄湿地(大阪府保護地域)」では当協会の藤原が、「銀寄栗のふるさと(自然共生サイト)」では吹田の和菓子屋「津村屋」の角村さんが現地をご案内。生態系サービス(水源涵養や炭素固定など)の回復に向けた取り組みや自然共生サイトの可能性について学び、企業としてどのような関わりができるかを深く考えていただきました。
昼食には、能勢で自ら育てた野菜をふんだんに使った「たけのかぜ」さんのお弁当をご用意しました。能勢の食の魅力を感じていただけたようです。




その後、能勢町保健福祉センターへ移動し、2日間の締めくくりのプログラムを実施。能勢町教育委員会の吉村さんより能勢の自然と文化についてお話しがあり、さらに能勢町教育長の辻さんからも飛び入りで熱いメッセージがありました。能勢の銀寄栗を使った津村屋さんの栗きんとんを味わい、お土産には「能勢さとやま創造館」の能勢菊炭石けんを持ち帰っていただきました。


現地視察の道中や移動のわずかな時間にも、参加者の皆さまが朗らかな笑顔で熱心に語り合う姿が印象的でした。会議室の机上だけでは生まれない和やかで前向きな空気感に、能勢の自然と人が持つ力を改めて実感した2日間となりました。
今回の企画は、能勢ネイチャーポジティブプロジェクトにとっても企業や地域の皆さまと歩む「最初の一歩」です。芽生え始めたこの温かいネットワークから、今後どんな具体的な取り組みが生まれていくのか、今からとても楽しみです。
ご参加いただいた皆さま、そして協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
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