
昆虫(カシノナガキクイムシ)が媒介する樹木の伝染病「ナラ枯れ」が全国的に広がっています。和泉葛城山のブナ林に生育するコナラにも被害がみられたため、昨年は粘着シート巻き(枯死木からの羽化脱出防止策)と薬剤注入(菌の増殖を阻止する予防策)を実施しました。(過去のブログ参照)
2021.6.9和泉葛城山ブナ林におけるナラ枯れ対策その1<粘着シート巻き>
https://www.ogtrust.jp/info/blog/20210609.html
2021.6.25和泉葛城山ブナ林におけるナラ枯れ対策その2<薬剤の樹幹注入>
その結果、薬剤注入を実施した木の9割以上の生存が確認されました。しかし、枯死した木からは新成虫が脱出・飛散するため、その防止策として、今年は樹幹被覆を実施しました。
樹幹被覆とは、黒いビニールシートで木の幹を覆って新成虫の飛散を防ぐとともに、明るい方向に飛ぶ習性(走光性)を利用してカシナガを効果的に捕獲し、駆除するものです。

枯死したコナラの幹に黒いビニールシートを巻き付けてガムテープで固定します。

捕獲器は、ペットボトル2本を連結させて、1ヶ所の窓を開けたものを用意します。


ビニールシートにも窓を開け、ペットボトルの窓と合わせて設置します。

枯死したコナラ(樹幹被覆施工後)と登山道


ナラ枯れ対策の措置であることと、枯れた枝の落下への注意を書いた看板を設置
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