昆虫(カシノナガキクイムシ)が媒介する樹木の伝染病「ナラ枯れ」が全国的に広がっています。和泉葛城山のブナ林に生育するコナラにも被害がみられたため、カシノナガキクイムシによって持ち込まれた菌の増殖を阻止するための、薬剤の樹幹注入を行いました。
使用した薬剤は、森林総合研究所のナラ枯れ対策マニュアルにも紹介されており、安全性が高く、予防効果の実績が得られているものです。
コアゾーン(国天然記念物指定区域)とバッファゾーン(周辺緩衝樹林帯)で実施し、コアゾーンにおいては文化庁及び大阪府の許可を得て行いました。
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