当日の朝は、前日まで「天気は持ちそう…」という予報が外れ、今にも降りだしそうな曇天。最後まで田植えができるか少し心配なスタートでした。
参加者の方も集まって、オリエンテーションを始めた直後、ポツポツ・・・降りだしてしまいました。大阪公立大学の簗瀬先生のお米のお話や、当日の流れなどの説明を終え、足早に田んぼへ向かいます。
朝のオリエンテーション。どんより曇り空が気になります。
講師の簗瀬先生からお米の説明。品種の特徴の紹介など
今年は神山(こやま)の棚田にある3枚の田んぼに、4種類の稲を植えることになりました。
1番上の小さな田んぼに「神丹穂(かんにほ)」という赤米を植えました。これは穂が出始めると赤く色づく品種で、観賞用ではとてもきれいな稲になるそうです。食用としてはあまり美味しくないとのことです。
お昼まであと1時間ほど。雨は午後に向かうほどひどくなりそう。参加者のみなさんに聞きました。
「どうしましょうか?雨が心配なので、途中で止めても良いんですが…」と。
参加者のみなさんから、「やっちゃいましょう」と元気な返事が返ってきました。
休憩もほとんどしないまま、3枚目に突入しました。
子どもたちも途中個々に休憩をはさみながら、ずっと植え続けてくれました。
そのかいあって、12時過ぎには3枚目の田んぼも植え終わりました。午前中で田植えが完了しました。10年以上、田植えをしてきましたが、こんなことは初めてです!!
みなさま、雨の中ありがとうございました。
美味しいお米が取れますように!!
さて、次回の三草山でのイベントはゼフィルス観察会です。(詳細は、5/30にホームページにてお知らせします。)今年もチョウの舞う季節がやってきました。みなさまのご参加お待ちしています。
「タガメの田づくり」についての情報はこちらからご覧ください。
https://www.ogtrust.jp/project/mikusayama.html#link03
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