5月1日(水)は、今年度初めての関西大学第一中学校の能勢プロジェクトの活動日でした。今回は2年生約230名が参加しました。
天気は朝からぱらぱら雨模様でしたが、関大一中の活動は小雨決行です。活動をサポートするボランティアの能勢みどりすとクラブの皆さんも気合をいれ、雨具に着替えて学生さんの到着を待ちます。
大型バス6台が神山に着き、レクリエーションをすませて足早に現地へ向かいます。現地へ向かう途中、今日の作業に必要な、あらかじめ伐り出しておいた竹を拾って持ち上がってもらいました。水でぬれて滑る竹は持ちにくく、抱えながら歩いたので、作業場に着くころにはすでにどろどろに汚れていました。
各活動地に到着したクラスから作業の説明を受けて活動開始です。
【水路班】
神山の棚田に水を運ぶ水路の整備をしました。まずはあらかじめ刈っていた水路際の草を掃除します。足場を確保してから水路の中、周辺の土砂を土嚢袋に入れて運び出しました。ここで出た土砂は、石畳づくりに使用します。
【ビオトープ班】
去年、整備した田んぼの脇に、水生昆虫などの観察ができるような小さな池をつくろうと作業を始めました。もともと田んぼだったので土は掘りやすいものの、水を含んだ土は重く、掘り出した土を運ぶ作業には皆さん苦労していました。
【石畳班】
以前の豪雨で崩れてしまった登山道を、周りの石を使って、石畳のように敷き詰めて修復する作業をしました。重たい石を運んで、パズルのように隙間なく合わせていくのはなかなか難しいですが、楽しく作業していました。昼休憩もそこそこに、「早くやろう!」とみどりすとや引率の先生を引っ張っていく勢いでした。
石畳づくり。体力も頭脳も使う作業。さすがです!
今回はあいにくの雨で、前日までの陽気が嘘のような肌寒い活動日でしたが、関大一中のみなさんはそんな天気を忘れさせるくらい、一生懸命に楽しんで活動していて、予定していた作業をほとんど終わらせることができました。毎回の活動で、こなしてくれる作業量はもちろんのこと、みなさんの元気にもたくさん助けられているなと実感しています。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回関大一中の活動は11月を予定しています。
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