季節ごとにさまざまな趣をみせてくれる地黄湿地(大阪府能勢町)。
今回は秋を彩る花々や生きものに会いに行きました。
現地で湿地の生きものについて学んできた地元能勢分校(大阪府立豊中高等学校能勢分校)に通う高校生と地黄の森FANクラブのボランティアメンバーで、現地を案内しました。
高校生8人は前週に下見を兼ねた授業で、湿地特有に生育する花と山野に咲く花について学んだことや、加えて自分たちで予習してきた花の知識を解説しました。最初は自信なさげでしたが、地黄の森FANクラブメンバーのフォローもあり、話しているうちに自信がついてきたのか元気よく、咲いている花々の魅力を伝えてくれました。
午前の部終了時に、高校生から「普段の授業では学べない事を体験できた。」という感想があり、参加者からは「高校生ならではの感性に基づいた花の説明を聞けたことが印象に残りました。」と話があり、充実した観察会となりました!
アオバト
一気に寒気が増し、いよいよ冬が近付いてきました。
11月からは湿地の植物が地上部を枯らした後、湿地全体を刈り払い、枯れ草を除去する保全作業が始まります。夏場は植物を踏まないよう踏み入れなかった湿地中心部に入って作業を行なうので岸辺から見るのとはまた違った発見があることを期待しています。
興味がある方は11月~3月までの間は毎月第2・第4土曜日に実施している地黄の森FANクラブの定例活動にぜひ参加していただければと思います。
今後とも地黄湿地の生きものたちの動向を見守っていきたいと思います。
★地黄湿地について、地黄の森FANクラブの活動申し込みは下記をご覧ください。
https://www.ogtrust.jp/project/jiousicchi.html
★Instagramでも写真を上げていますので、そちらもぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/osaka.green.trust/
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