9/9(土)残暑厳しい青空のもと、能勢町にある「ボウケンノモリのせ」にて、吹田市・豊中市・能勢町の子どもたち約120名が参加する「里山デイキャンプinNOSE」を開催しました。
3グループに分かれ、「森のお話・木工体験・丸太切り」「里山のいきものさがし」「里山のいきものを学ぶ野外ゲーム」を体験。各プログラムでは、大阪府森林組合豊能支店、生物多様性TEAM115、大阪森林インストラクター会の皆さんを講師に迎え、森や生きものの話をとても分かりやすく伝えていただきました。
まずは、森林の多面的機能についてお話を聞き、森林の様々な機能を維持していくためには、間伐が必要だということを知りました。その後、各自ヒノキの円盤をやすりで磨き、Myコースターを作成しました。子どもたちは、どれだけつるつるになるか競うように、夢中になって磨いていました。また、スギの丸太切りも体験しました。
2つのゲームで、里山のいきものについて学びました。「フィールドビンゴ」では、「きのみ」「飛ぶもの」「香りのする葉」などビンゴカードに書かれているお題のものを見つけました。それぞれに走り回って観察して話し合って、ビンゴに取り組みました。「リスづくり」では、チームで色紙をビリビリとちぎり、1匹のリスを完成させました。その後図鑑で里山に棲むさまざまなリスと見比べて、自分たちのリスを分類してみました。
どのプログラムでも、能勢の里山の中で存分に体を動かして楽しむ子どもたちの姿が見られました。
なお、このイベントは、地域循環共生圏の構築に向けた広域連携の推進と、生物多様性の大切さの学びの場として、吹田市、豊中市及び能勢町が参画する能勢の里山活力創造推進協議会が主催するもので、今年度は当協会が運営事務局を担いました。
参加者の声
大自然の中にはたくさん虫がいた。おうちのちかくでは見られない生き物がいて、べんきょうになった。すこし虫が好きになった。
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