協会では「緑の募金」のキャンペーングッズとして、大阪の野山に見られる木や花を題材にオリジナルのピンバッジを2001年から作成しています。
8月末に「モチーフアンケート」を実施し、お寄せいただいた声を参考に、次回のキャンペーン用のバッジの題材を決めました。
2023春は「日本水仙(ニホンズイセン)」です。
ピンバッジは、2011年からは大阪府立港南造形高等学校のご協力を得てデザインされています。授業として取り組まれ、高校生がデザイナーとなり考案しています。
選考会を経て優秀作品と佳作が選ばれ、最優秀賞1名の作品がバッジのデザインになります。今回よく描かれた作品が多く選考に悩みました。じっくり見て描くほど写実的なものになりそうですが、特徴をとらえつつも小さなピンバッジになることを考慮してデザインされた作品を選びました。
今回エントリーされた41点の作品の中から2年生の小田原侑花さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
「房咲きの垂れ下がるような花のつき方や、花びらは6枚のように見えて実際は3枚のガクと3枚の花びらで、ガクの先端は尖っていて花びらとは形が少し異なるところを注意してデザインしました。」とのことで、細部までじっくり見て描かれたことがうかがい知れます。
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