バッファーゾーンにおいて1995年から2016年までに植栽したブナの本数は約3,500本、2019年度の調査では約1,500本の生存が確認されています。
植栽したブナは和泉葛城山のブナ林で採集したタネから育てたものです。
今回の調査では約300本について、個体識別札の付け替え、幹直径の測定、樹木位置図の作成等を行いました。
調査は11月末から12月初旬に3日間かけて実施しました。
◆現地調査の様子
図面を広げて作戦会議。
落ち葉で敷き詰められた道を歩いて調査地へ移動中。
植栽地の看板を確認。
胸高直径(地際から120cmの高さの幹直径)計測風景。
◆タネまきから植栽当時の様子
26年前、1995年のブナのタネまき。和泉葛城山で採集したブナのタネを府立農林技術センターの苗床にまきました。
ブナ稚苗の床替え作業。タネをまいてから1年たった苗をブナ林の麓の苗畑に移し、山に戻すまでの間大きく育てました。(1996年)
成長した苗。(1996年)※上の写真とは違う場所です。
和泉葛城山ブナ林バッファーゾーンへの植え付け作業。(1997年頃)
植栽木を保護するためのネットを巻いています。(1997年頃)
大きく成長したブナの若木。(2021年12月)
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