10月21日(木)に、地黄湿地で秋の生きもの観察会を行いました。
午前中は、前半1時間は、「地黄の森FANクラブ」の藤原さんから、地黄湿地の概要と成り立ちやこの場所の保全活動が始まったときの経緯について、また地黄湿地の特徴や生態系について解説がありました。
後半は春から現地で生きものについて学んできた地元能勢の高校生が秋の湿地の動植物について解説し、下部湿地を歩いて中の植物を観察しました。
湿地内ではウメバチソウやスイランといった湿地特有の花を、また沿岸の観察道ではセンブリやリンドウといった山地に咲くこの季節に見られる主な植物を沢山観察できました。
観察会終了時には参加者の方から生徒の皆さんに質問や感想が活発に行われ、地元の高校生と参加者の方々の交流がなされました。
午後からは有志で保全活動体験として、沿岸部分に侵入した灌木類の除去作業を体験して頂きました。枝谷と呼んでいるアケボノソウが観察できる場所で灌木類を除去していると、アカハライモリとシュレーゲルアオガエルに出会うことができました。
一日を通して、地黄湿地の魅力を多く知って頂けるよい機会になったと思います。
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