
大寒も近い1月17日、ポカポカの陽気のもと、堺市にあるしおあなの森保育園で、「みどりの一歩」事業として植樹と緑の教室を実施しました。
その名の通り、たくさんの木々が生い茂る園庭は、先生方や保護者の方の手で定期的に整備されているそうで、小さな田んぼやビオトープまであります。この日は落ち葉を集めて焼き芋も準備されていました。いいにおいが漂ってくる中、園児さんとご家族が続々と集まってきました。その数は総勢60名ほど。
最初に副園長先生からご挨拶。続いて、みどりの一歩事業の原資である「緑の募金」と木の大切さについて、紙芝居でご説明しました。
この日植樹するのは、夏に涼しい木陰をつくるシマトネリコと、いい匂いの葉っぱをもつゲッケイジュです。造園業者さんからそれぞれの木の説明を聞いた後、家族ごとにスコップを持ち、木の根元に「大きくなあれ」と声をかけながら土をかけていきました。

植樹が終わったら、屋内のホールに全員が移動し、緑の教室の時間です。森林インストラクターのお二人を先生に招き、木や森に暮らす生きものについて、みんなで考えました。ホワイトボードに貼った大きな木には、花が咲き、実がなり、少しずつ森の仲間が集まってきます。スピーカーから流れるハチの羽音、リスや鳥たちの鳴き声に耳を澄まし、どんな生きものがやってきたのかをあてっこ。園児さんたちはとても集中して聞き、たくさんの生きものの名前を当ててくれていました。「木は生きものたちでとてもにぎやかです。でもこの木がなくなるとどうなるかな?」という森林インストラクターさんの問いかけに、「住処や餌がなくなって死んでしまう」と答える園児さんたち。緑と生きもののつながりが自然と理解できたようです。

その後は、自分たちも自然の中で住処をさがそう!というアクティビティを行いました。まずは小さな丸い木切れにマジックで自分の顔や好きな絵を描いて、小人さんの「わたし」をつくりました。この小さな「わたし」を手に、再び園庭へ。家族で「どこに住みたいかな…」と相談しながら園庭をめぐり、好きな場所を見つけて置いていきます。切り株の上に並べたり、おいしそうな柑橘の実の上に置いたり、ふわふわのクローバーのベッドにそっと寝かせたり。いつもの園庭もよく見て歩くと、いろいろな発見があります。あちらこちらで、小人さんの家族と一緒にスマホで記念撮影をする姿が見られました。

みんなで植樹した2本の木も、元気な園児さんたちも、これからどんどん育っていきます。大きくなっても、家族とすごした冬の楽しい1日を、みどりの大切さと一緒に覚えていてくれるといいなと思います。
参加者の声
最新情報

