「生物多様性保全」をテーマに、全学年でビオトープを活用した学習・体験などに取組みました。また、5年生を中心として、既存のビオトープのエコトーン創出などの整備を実施しました。
低学年では、ビオトープ紙芝居を用いて、生物多様性への導入を図り、2年生は1年間育てたドングリをビオトープに植樹し、3年生は校外学習で梅田スカイビルの「新・里山」を見学するなど、学年に応じた取組みがありました。
5年生によるビオトープ整備では、土の厚みが薄く植物の種類も限られている既存のビオトープに真砂土とヤシロールで厚みを増し、高低差をつけることにより多様な生物の生息場所となることをねらいとして整備しました。また、生き物を保護するため、人と生物の境目となる遊歩道を設けました。
また、児童からの池の中央が観察したいとの声を受け、昨年度からビオトープ整備に関わってきた6年生が卒業記念作業として橋を製作しました。
ビオトープという身近な自然環境の中で、さまざまな体験をとおした学びがあり、全学年でビオトープや生物多様性に関する取組みがありました。
担当された先生の声
小さな環境のビオトープではあるが、学習や普段から休み時間に継続してかかわることにより、新たな発見や課題が生まれ、それが校外の環境にも目を向けるきっかけとなる場所になっている。
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