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活用事例

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みどりづくりの輪活動支援事業

貝塚市立東山小学校

15年前の開校時に設置されたビオトープ。経年と共に水辺の植物の生育のコントロールが難しくなり、池全体が植物で覆いつくされていました。その状況を何とかしようと環境委員会や5年生を中心に、再整備に取り組みました。

 

まずは、ビオトープの専門家に状態を診断してもらい、整備計画をたてました。

診断の結果、在来の植物種が豊富にあることが分かったので、整備前にもとから生息しているミソハギ、ヒメガマ等の水生植物を保護するためにバケツに移植しました。それから、地元の外構業者さんに土砂や草を撤去してもらいました。

そしてビオトープ専門家の指導のもと、5年生全員でビオトープにマサツチを入れ、石を積み、ヤシロールを設置するなどの作業に取り組みました。

2月の冷たい水の中に、長靴や裸足で積極的に入って作業をする勇ましい姿が見られました。

 

整備前に保護していた植生植物は、残念ながら枯れてしまいましたので、春以降にビオトープ周辺に芽が出るものをビオトープ内に移植する予定です。

 

ビオトープ整備だけでなく、全校集会でビオトープ整備の様子や水生植物の紹介をする、校内の樹木に樹名板を付けるなど、環境意識の向上につながる取組みもありました。

 

また、他の小学校で地元のメダカを飼育している人から分けていただいたメダカを放流し、「東山ビオトープ~めだかハウス~」の看板を設置しました。

担当された先生の声

  • 何年も復活させようと頑張ってきたビオトープだったが、草が生い茂り、教材として活用できなかったため、存在に気が付いていない児童もいたが、繰り返し朝礼で紹介したり、アオミドロをとる活動を通して、学校全体にビオトープのことを広めることができた。
  • 貴重な水生植物の存在を知り、驚いている児童が多かった。
  • 地域の外構業者の方にお願いしたことで、時々ビオトープの様子を確認に来てくださっている。学校だけでなく、様々な人がかかわって、ビオトープ経営ができている。

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