千喜里保育所では、園庭の片隅にアジサイ、ガクアジサイ、ノリウツギ、サツキを植えました。冷たい風にもまけず、緑についての紙芝居を聞いた後、早朝から造園会社さんが準備をしてくださった苗木に、小さなスコップで順番に土をかけていきます。「大きくなあれ」と声をかけながら土をかけてくれる園児のみなさん。6月頃に、どんな色のアジサイが咲くか、とても楽しみですね。
植樹が終わるとみんなで部屋に入り、「みどりの教室」がスタート。今回は、大阪森林インストラクター会からお二人の先生が来てくださいました。まずは、絵合わせゲーム。葉っぱやどんぐりの絵がかかれた大きなカードを神経衰弱のようにめくって合わせていきます。お友だちを一生懸命応援し、見事マッチしたら自然に拍手もわきおこります。
次にホワイトボードに大きな木が登場。木にはいろいろな生き物がやってくることを、「ブーン」「チュンチュン」などの音や先生のお話をヒントに当てていきます。あっという間に木がお花や鳥、虫でいっぱいに。木がいろいろな生き物のすみかになることが、楽しみながらわかる授業です。
写真絵本『ダンゴムシ』も読んでもらいました。子どもたちはとてもよく聞いていて、読んだ後のクイズ「目はどこにある?」「メスとオスのちがいはどこで見分ける?」などに、元気に手をあげてたくさん答えていました。最後に、ダンゴムシの歌に合わせて、学んだことのおさらいです。先生の質問に色とりどりの布を「イェーイ!」と放り上げたり、ぐっと握ったり。楽しみながら木やダンゴムシのことをいっぱい学べた一日でした。
担当された先生の声
植樹だけでなく、緑の教室があり、子どもたちも楽しみながら興味が持てていたので良かった。
よく見えるところへの植樹だったので、「お水あげとこー」と水やりをしたり、「花さくん?」と木々の成長への興味や関心が広げられたと思う。
大人もいい勉強になりました。
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