年少さんから年長さんまで、元気いっぱいの園児76名に参加していただきました。
今回植樹したのは、キンモクセイとオリーブ。
キンモクセイは秋にいい香りの花が咲くことやオリーブは実から油が取れることなどを、植樹を準備してくださった西川造園さんに教えていただきました。「オリーブはピザに乗ってる!」と答える子もいました。
その後、年少さんから順に土をかけていきます。
「大きくなってねー」など言いながら土をかける子、何度も何度も土をかける子、土をかけては優しくトントンしてくれる子もいて、それぞれに楽しんでくれました。植樹のあとは、大阪森林インストラクター会の皆さんによる緑の教室です。
今回は、年齢ごとにプログラムをかえて、年少さん、年中さん、年長さんの順に実施しました。
年少さんは、絵本「みどりのはっぱ きんいろのはっぱ」の読み聞かせのあと、葉っぱの絵合わせをしました。葉っぱが落ちる木、落ちない木があること、葉っぱにはいろんな色や形があることなどを楽しく学びました。年中さんは、まずは葉っぱの神経衰弱。おなじ葉っぱはどこにあるか、めくってめくって「あった!」と見つけていきました。次に、ストローで作った笛で鳥になってみました。上手に鳥になれるかな。一発で大きな鳴き声が出せた子、なかなか音が出なくて苦戦する子、何度かやってコツをつかむ子など、いろんな鳥がいました。
年長さんは、「うまれたよ!アゲハ」の絵本を読み聞かせしたあと、本に出てきたアゲハチョウについて、さらに詳しく教えてもらいました。それから、1人1枚オーガンジーをもって、歌を歌ってリズムに乗りながら、「アゲハクイズ」をしました。先生が出すクイズに、×ならオーガンジーをギュッと握り、○なら投げます。○のたび、子どもたちの元気な「イエーイ」の声で、色とりどりのオーガンジーが宙に舞いました。
みどりの一歩は、子どもたちが自然を身近に感じるきっかけを提供するプログラムです。今回植えた木々が菜の花こども園のみんなと一緒に成長し、子どもたちの遊び友だちになってくれる日が楽しみです。
担当された先生の声
植樹という貴重な体験をさせていただいたことで、自然に対しての興味・関心がさらに深まったように感じます。
緑の教室では、園での園児たちの経験を踏まえてお話をしてくださったり、絵本やゲーム遊びを通して、木々や葉っぱ、虫などに対する知識を培うことができました。
緑の教室は、絵合わせや鳥のストロー笛、リズム遊び等、体験型の内容で、イベント終了後も「楽しかった。またしたい。」といった園児からの声が多数ありました。
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