6年生の総合的な学習の時間において、「森や木について学び、森と木と自分の未来について考える」をテーマに森林に関する学習・森林ESDを実施しました。
調査活動や出前授業によって森や木について学びました。それから製材所や人工林の見学、木工体験をとおして実際の森や木に触れることで実体験として学びました。
出前授業や製材所の見学では、森の仕事をされる方からお話を聞く機会となり、これまでの授業や調査活動で学んだ内容をより深めることができました。
そして学んだことを踏まえて、自分たちの周りの環境に目を向け、校内の「ふれあいの森」を見直す活動を行いました。
「ふれあいの森」の木の樹種を調べ、ネームプレートを作成して、それぞれの木に設置しました。ネームプレートの作成を通じて、6年生自身が学校内の木々に関心を持ち、木の名前や属性、その木の今の状況を知ることができました。
最後には、卒業記念も兼ねて校内に桜を植樹しました。
卒業記念植樹のために、学校内を周って植樹に適する場所選びや、よりよく育てるための方法を話し合っていました。
担当された先生の声
体験活動を行ってから、子どもたちの取り組み方が変わったと思う。木と触れ合う活動を他学年にも経験してもらおうと「木のスタンプラリー」など工夫をするようになった。
6年生の「木のスタンプラリー」のお陰で、1~5年生までが学校内の木々に関心を持つようになった。子ども同士で木の名前について話題にするようになった。
ネームプレートが卒業記念制作ともなり、他学年の子どもたちが今後もそれを見ることによって、身近な木々に興味関心を持ち続けることを期待できる。
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