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活用事例

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平和の緑づくり

まりも保育園(枚方市)

気持ち良い青空の下、24名の元気いっぱいな5歳児さんに参加いただき、植樹と緑の教室を実施しました。

ゆくゆくは運動場に整備予定という空き地の片隅に植えたのは、クヌギ、キンモクセイ、アジサイ。どんな木なのか説明を聞いたあと、順番にスコップを持ち、木に土をかけていきました。土をかけながら「大きくなってね~」「卒園しても見に来るよ~」と口々に声をかけてくれる様子がみられました。

植樹後は、平和堂アル・プラザ枚方店の店長さんと一緒に記念写真を撮り、室内のホールへ。

みどりや自然のことを楽しく学ぶ「緑の教室」です。

 

緑の教室の講師は、大阪森林インストラクター会の方です。箱の中に入れた宝物を手探りであてる「宝物あてクイズ」が始まると、みんなやってみたくてウズウズ ワクワクしています。松ぼっくり、おもちゃのブロック、リンゴ、どんぐり…。手で触わった感覚をフルに働かせて、ときには音を聞いてみて、次々に正解していく子どもたちにはびっくり! 日頃から、見たり触れたりしているからわかるのかもしれません。

次に、セミの一生を写真でつづった絵本『うまれたよ!セミ』の読み聞かせです。読み聞かせの後には、セミが卵を生みつけた跡がついた小枝を観察しました。手から手へ渡しながら、みんな熱心に覗き込みます。

続いて出てきたのは、箱いっぱいのセミの抜け殻! 一人一つずつ手に取り、よ〜く観察。背中が割れていることを見つけたり、ブローチのように服にくっつけたり。足の間に「でべそ」がついているのはクマゼミ、ということも教わりました。持って帰りたい子は、カバンにそっとしまいます。

最後は、色とりどりのオーガンジーがみんなに一枚ずつ配られました。みんなで「虫やお花に会えてよかった~」という歌を歌いながら、クルクルひらひら布を動かします。歌い終わった時、先生が花や虫の名前を言えば、思い切り上に放り投げます。「チューリップ!」で上へひら〜ん! 「鉄棒!」で思わず投げそうに・・。子どたちも「たのしい!!」と大喜びでした。

「平和の緑づくり」は、子どもたちが自然を身近に感じる、とても有意義でステキなプログラムです。まりも保育園のみんなと一緒に成長する運動場の木々が、やがてどんぐりを落としたり、小さな花でいい香りを漂わせたりし、子どもたちの遊び友だちになってくれる日が楽しみです。

参加者の声(担当された先生より)

  • 植樹をしたことで、子どもたちと一緒に大きくなっていく事の喜びや、それを見に帰って来る機会になったのが良かった。

  • 緑が増える事で、地球にやさしい活動になる事を子どもたちも感じ、木々に“大きくなってね”“ありがとう”と声をかけながらやっていた。

  • 木々を植えるだけでなく、遊びを通して子どもたちも楽しく学ばせてもらえたのが良かった。

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