
12月7日(日)にタガメの田づくり~能勢の棚田で里の冬支度~を開催しました。
5月に田植え、9月に稲刈りをし、1年の締めくくりにしめ縄づくりとお餅つきを行いました。例年、その年に収穫した藁とお米を使用するのですが、今年は稲の成長が悪く、藁が短すぎたり、収穫後の悪天候が続き古代米(モチ)の乾燥が間に合わなかったりと、今回は去年の藁を活用し、急きょ地元のお米屋さんからもち米を購入することとなりました。
オリエンテーションでは、参加者へ今回のお米のトラブルについて説明し、この場所で収穫したもち米でないことをご了承いただきました。また、初めて参加の方が多かったので、「三草山ゼフィルスの森」と「タガメの田づくり」での保全活動についても紹介し、それらの活動への参加を呼びかけました。
お米が蒸し上がるまで時間があったので、先にしめ縄づくりを始めました。講師は地元の前田先生です。藁をそろえてきれいに掃除していきます。掃除が終わると藁を木づちで叩いて柔らかくします。今回使用した「神丹穂(かんにほ)」という品種のもち藁は、かなり長く根っこ側を切って先側を使いました。手に水をつけて、足に藁をはさみ、上手く綯っていきます。しめ縄の形を決めて、飾りのナンテンやユズリハ、松葉などをつけて完成です。

しめ縄を作っている間に、もち米が蒸し上がりました。温めた臼にお米を入れて、つく前に杵で押し潰していきます。この作業が重要で、滑らかなお餅が出来るかどうかが決まります。ある程度潰れたら、餅つきのメインイベント、つく工程に移ります。まずは大人が力強く杵を振り上げてつきました。しばらくついて粘りがでてきたら、長い列を作って待っていた子どもたちの出番です。重たい杵はなかなか思うようには振れないようでしたが、みんな頑張って10回ずつ数えてつきました。
つきたてのお餅を大根おろし、きな粉、あんこ、豚汁とお好みの味でいただきました。
お腹も満たされ、立派なしめ縄も完成し、冬の里山を満喫できた1日となりました。少量ですが、今年収穫したキヌヒカリと虹のきらめきのうるち米のお土産もありました。


今年は夏の猛暑に加え、水不足や秋の悪天候などいろいろなトラブルが起きました。私たちの生活に直結している食料が、自然環境に左右されるものだと、改めて強く実感した1年でした。それでもお米が収穫でき、たくさんの恵みをくれた能勢の自然に感謝して、楽しく1年を締めくくるイベントとなりました。
ご協力いただいたみなさま、能勢のいきものたち、2025年もお世話になりありがとうございました。

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