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スタッフブログ 三草山ゼフィルスの森

2025.9.21 タガメの田づくり 能勢の棚田で稲刈り体験

9月に入っても残暑が続いていましたが、当日は風もあって動きやすい稲刈り日和でした。

田植えに引き続き、大人39名、子ども14名とたくさんの皆さんに参加いただきました。

お米の品種や稲刈りについてのお話しをしたあと、田んぼに向かいます。
午前中は「キヌヒカリを植えた田んぼの稲刈りをしました。

5月の水不足のせいなのか、夏の暑さのせいなのか、今年は稲の成長が悪く、ぱっと見ただけでも田んぼはスカスカです。それでもなんとか実った稲穂を収穫するため、手刈りで丁寧に刈っていきました。ここでは水生昆虫たちのため、除草剤を全く使っていません。繁茂している雑草を取り除いてから束ねていきます。

参加者の半数くらいは初めての稲刈りとのことでしたが、サクサクと進み、午前中にキヌヒカリを刈り終えることができました。前日の雨で田んぼがぬかるんでいましたが、稲穂に泥がつかないようにして、稲木に無事かけられました。

午前中は晴れ間も多く、体を動かしているとかなり暑くなったので、お昼ごはんの後にはかき氷で涼を。身体を冷やして午後からも稲刈り頑張ります!!

午後は「キヌヒカリと同じうるち米の「虹のきらめきを刈りました。稲を刈ると小さい虫が飛び出すのですが、それを捕まえようと無数のアキアカネが飛び交います。若干、稲刈りに飽きた子どもたちがトンボを追いかけて遊んでいました。いろいろな生きものを見つけることができるのも楽しいひと時です。稲刈りまでの道のりも繁茂した雑草の除去は大変でしたが、たくさんの生きものが見られて、苦労したかいがあったなと思います。

 

午後も比較的早く刈り終わり、最後は全員で稲木に稲の束をかけていきました。例年より稲の丈が短いので、風でひっくり返らないように入念に縄で止めておきました。脱穀までに台風がきませんように!

今年も鹿や猪に入られないように、柵を強化しました。

 

「あれ?今日は田植えじゃなくて稲刈りよね?」というくらい泥んこになりながらも、無事にうるち米2種類の稲刈りが終わりました。みなさま、ありがとうございました。

お土産に去年収穫したお米をお渡ししました。最近のお米の高騰で、皆さんとても喜んでいただけました。

さて、次回は一年の締めくくりとして12月7日(日)に、今年の恵みでしめ縄づくりとお餅つきを行います。イベントの詳細は、10月末ごろホームページでお知らせする予定です。
今年最後のイベントですので、みなさまのご参加お待ちしています。

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