
大阪みどりのトラスト協会では、大阪府内に残されている貴重な自然や身近な里山の保全をするために次のような活動を行っています。

生物多様性の保全
貴重な動植物をはぐくむ自然環境を保全することで、生物の多様性を守っています。

国の天然記念物に指定されている 和泉葛城山ブナ林 (岸和田市・貝塚市)

美しい蝶の棲む
三草山ゼフィルスの森
(能勢町)
【大阪府緑地環境保全地域】

湿地性の貴重な動植物の宝庫
地黄湿地
(能勢町)
【大阪府緑地環境保全地域】

放置された栗林の再生とギフチョウの保護 歌垣の森 (能勢町)

市街地に残された貴重な湿地 信太の森惣ヶ池湿地 (和泉市)

絶滅危惧種のニッポンバラタナゴを守る 八尾水辺エコアップ (八尾市)

大阪で唯一カタクリが群生する 大和葛城山カタクリ群生地 (千早赤阪村)

生きものの多様性と遊休農地の再生 タガメの田づくり (能勢町)
持続可能な森作り
かつて木を切って炭を焼いたり、落ち葉を集めて肥料にしたり、森は人間が暮らしていくために欠かせない身近なものでした。
しかし時代の流れとともに私たちの生活は森林から離れていきました。人手が入らなくなった森林は荒廃し、そこに暮らしていた多くの動植物も姿を消していきました。
そこでかつての里山を取り戻し、森林を利用することで、多くの動植物を育んでいく。そんな持続可能な森づくりに取り組んでいます。

多様な動植物を育む里山の再生 車作の森 (茨木市)

里山と都市との交流 島本の森 (島本町)

台風被害の森林の復興 蕎原の森 (貝塚市)

企業のCSR活動 堀河の森 (泉南市)

緑の募金の森づくり いずみの森 (泉佐野市)
社寺林に残されている鎮守の森。昔からほとんど人の手が入らず守られてきた社寺林は、大阪の潜在的な自然植生を知る上で重要です。
大阪府内で本来の自然林に近い状態で残されているものが、大阪府自然環境保全地域として指定されており、維持・管理のため助成金の交付を行っています。