三草山ゼフィルスの森

ゼフィルス

ヒロオビミドリシジミ

 ヒロオビミドリシジミの幼虫はナラガシワの葉しか食べません。そのため、ナラガシワ林を適切に管理しながら、ゼフィルスの保全活動を実施しています。

 能勢町三草山ゼフィルスの森(14.48ha)には、日本に生息するミドリシジミ類の蝶(ゼフィルスという愛称でよばれる小型の蝶)25種のうち10種が生息しています。中でもヒロオビミドリシジミにとって、府内唯一の生息地であり、日本の分布の東限になっています。

 平成4年9月には、大阪府自然環境保全条例にもとづき、緑地環境保全地域に指定され、動植物の採集が禁止されています。また、当協会が地上権を設定しています。

 報告:平成20年8月7日、ゼフィルスの捕獲による書類送検がありました。

主な事業の内容

三草山ゼフィルスの森保全事業

  • ナラガシワ林の育成(育苗、萌芽更新、受光伐、植樹)によるヒロオビミドリシジミの保護
  • 蝶類の多様性確保のために下草の縞状刈り払いによる林内整備
  • 不法採集防止のための巡視活動
  • 啓発看板および立入防止柵の設置
  • 観察会等による啓発
  • ゼフィルスの森トラスト基金の造成
  • 専門家によるゼフィルスの生態調査

このページのトップへ

ボランティア活動のご案内

 三草山ゼフィルスの森では地元ボランティアグループ城好会の協力により当協会主催のボランティア活動を行っています。

団体名(財)大阪みどりのトラスト協会
活動内容

・ナラガシワ実生の保育
・林床植生を育成するための落ち葉掻き
・伐採木を利用したシイタケづくり
・ドングリ採集
・畑づくりと苗の養成

詳しくは活動ブログへ

活動日

日程は「活動スケジュール」をご参照ください

集 合能勢電鉄「山下駅」に午前9:30
申込み
問合せ

(財)大阪みどりのトラスト協会

詳しくは「みどりのボランティア募集」ページへ

このページのトップへ

生息する動植物(希少種など)

ヒロオビミドリシジミ

ヒロオビミドリシジミ

学名:Favonius latifasciatus

チョウ目 シジミチョウ科 オオミドリシジミ属の蝶(チョウ)

分布:
大阪府以西の本州、朝鮮、中国東北部、ウスリーに分布、産地は局地的である。

生態:
平地〜低山地のナラガシワ林に生息し、成虫は年1回、6月上旬〜7月に出現する。開翅長40mm程で、雄の翅表は緑色味の強い青緑色の金属光沢をもち、雌は褐色で前翅に黄白色斑をもつ。翅の裏面は雌雄ともに灰白色。

雄は午前に活発に活動し、樹上でテリトリーを張って、侵入する他個体を激しく追尾する。日中はクリの花で吸蜜する個体も見られる。幼虫はブナ科のナラガシワのみを食べる。雌は食樹の枝や幹の皺の間などに産卵し、卵で越冬する。

指定:
大阪府レッドデータ 絶滅危惧2類

※参考資料

三草山に生息するゼフィルス

このページのトップへ