大和葛城山カタクリ群生地

大和葛城山カタクリ群生地

カタクリ

 大和葛城山の頂上付近には、自然状態では大阪府内で唯一まとまったカタクリ群生地が残されています。しかし、周辺からの薮の侵入や盗掘により株数が減少しており、保全活動では、ササの刈り払いのほか、啓発看板や進入防止柵の設置を行っています。また、当地は府内でも数少ないギフチョウの生息地になっています。ギフチョウとその産卵植物ミヤコアオイやカタクリがおりなす生態系を保全しています。

主な事業の内容

大和葛城山カタクリ群生地の保全

  • カタクリ群落の保全
  • ギフチョウの生息環境の確保
  • 奈良県側(土地所有者、奈良県、御所市)への保護活動のはたらきかけ

このページのトップへ

ボランティア活動のご案内

 大和葛城山カタクリ群生地では、当協会主催のボランティア活動を行っています。

団体名 (財)大阪みどりのトラスト協会
活動内容

・カタクリやミヤコアオイを被圧するササの刈り払い
・照度を確保するために、ウツギなどの伐採・整理
・進入防止柵や啓発看板の設置
・カタクリの観察会(4月下旬)

詳しくは活動ブログへ

活動日

不定期 日程は「活動スケジュール」をご参照ください

集 合 大和葛城山ロープウェイ「葛城登山口駅」に午前9:00
申込み
問合せ

(財)大阪みどりのトラスト協会

詳しくは「みどりのボランティア募集」ページへ

このページのトップへ

生息する動植物(希少種など)

カタクリ

カタクリ

漢字:片栗

英名:Katakuri, Dogtooth violet

学名:Erythronium japonicum

ユリ目 ユリ科 ユリ亜科 カタクリ属

分布:
南千島・北海道〜九州、朝鮮、中国、樺太に分布するが、四国や九州はまれである。

特徴:
山野に群生する多年草。当地では花は4月下旬から5月上旬、高さ15cm程度の花茎の先に1個つき、大輪の紅紫色の花が下向きに開く。
種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに運ばれて生育地が広がるといわれている。種子の運ばれたアリの巣は、適した湿り気と栄養があり、カタクリの生育にはぴったりの場所となる。
昔は鱗茎からカタクリ粉をとった。

指定:なし

ギフチョウ

ギフチョウ

漢字:岐阜蝶

英名:Luehdorfia

学名:Luehdorfia japonica

チョウ目 アゲハチョウ科 ギフチョウ属

分布:
日本特産種。本州にのみ分布し、秋田県南部から山口県中部に生息する。産地は局所的である。

特徴:
低山地の雑木林に生息し、成虫は年1回、3月下旬〜4月に出現する。前翅長27〜36mmで、黄色と黒の縦縞模様からなる。スミレ類やショウジョウバカマ、サクラ類などの花を訪れる。幼虫はウマノスズクサ科のカンアオイの仲間の葉を食べる。当地ではミヤコアオイを食べる。蛹で越冬する。

指定:
環境省レッドデータ 危急種

ミヤコアオイ

ミヤコアオイ

漢字:都葵

学名:Heterotropa aspera

ウマノスズクサ目 ウマノスズクサ科

分布:
近畿地方、中国地方、四国北部の低山地林床に生育する。

特徴:
京都で始めて発見されたことからこの名がついた。常緑の多年草である。
ミヤコアオイの花は地面に咲く地味な花なので、ハチやチョウが来ることはない。これもカタクリ同様、あまり分布が広がらない植物です。

指定:なし

このページのトップへ